後楽会
座談会
後楽会談話会を開催
2024年9月12日(木)、3年ぶりに後楽会談話会を開催しました。今回の談話会では、早稲田大学において訪問学者として中国現代文学史、魯迅を研究されている後楽寮生の陳雲昊さんを講師にお迎えし、「魯迅と日本」というテーマで中国の近代文学の父・魯迅の日本における足跡について講演を聴きました。
講演では、魯迅の日本留学を通しての日本認識、恩師藤野厳九郎先生とのめぐり合い、医学から文学への心境変化などをお話しいただき、参加者からは「長きにわたり、魯迅の作品は日本で非常に歓迎され、日本人によく知られている。中国現代文学でおすすめの小説があれば教えてほしい」、「受講を通して、中日両国国民が相互に学び合い、助け合い、深い友情を結びつけたことを改めて感じた。このような講義をもっと多く開催することで両国国民間の友好感情を一段と深めることを願う」の声がありました。
談話会後のお茶会では、中国茶を飲みながら会話を楽しみ、温かい雰囲気に包まれながら、後楽会員と寮生間の親睦・交流を深めることができました。