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宮本雄二会長による「周恩来・池田大作会見50周年記念シンポジウム」での基調講演
2024年11月30日から12月1日にかけて、創価大学で開催された「周恩来・池田大作会見50周年記念シンポジウム」にて、当会館の宮本会長が基調講演を行いました。
写真提供:聖教新聞社
「日中国交正常化の今日的意義」と題された講演では、自身の外交官としての経験を振り返りながら、当時の歴史的背景を踏まえたうえで、1972年に調印された日中共同声明と、1978年に締結された日中平和友好条約の今日的意義などが語られました。
日中両国の国民感情がますます悪化するなかで、宮本会長は解決できない課題はないとして、〝日中の不戦の誓い〟でもある日中共同声明の精神を今こそ再確認する必要性を強調。日中間は相互理解を深めるために、意見を率直に交わし合う対話を行い、平和・友好・協力の関係を構築しなければならないと述べました。そして、そうした関係構築をリードするために、両国が更なる外交努力を行うとともに、青年世代の活発な相互交流にも大きな期待を寄せました。