要人会見

宮本会長による呉江浩中国大使訪問 

7月24日(水)、日中友好会館の宮本雄二会長は、新任挨拶のために呉江浩中国大使を訪問し、懇談しました。中国大使館側からは張漪波公使参事官ほか、会館側からは小川正史理事長、黄星原中国代表理事が同席しました。 

宮本会長より、日中友好会館には6年間にわたって会長ポストが空席であったが、この度、自分(宮本)が会長に就任することになった。自分(宮本)は歴代の会長と異なって政治家ではないが、その分、自由に活動できる範囲も広いと考えている。現在の日中関係は良好とは言えないが、こうした時にこそ両国の国民交流が重要であるので、日中友好会館がこれまで取り組んできた青少年交流、文化交流などの交流事業を拡充するとともに、新たな視点からの取り組みも積極的に行っていきたいとの旨を述べました。 

これに対し、呉大使は、宮本(元)大使が日中友好会館の会長になられたことを心より歓迎申し上げる。日中友好会館は両国政府の合意によって設立された特別な存在であり、これまで40年にわたり日中間両国民の交流において多大な成果をあげてきた。これからの新たな日中関係において、日中友好会館に期待される役割は大きく、宮本会長のような経験豊かな外交官であり、交流の実務的細部までご存じである方こそ、会長として最も適任であろう。中国大使館としても、日中友好会館との連絡を密にし、日中の国民交流の拡大、活性化について、一緒に努力していきたいと考える旨を述べられました。