後楽寮について
歴史的に見れば、現在の日中友好会館の後楽寮の起源は1935年に設立された中国人留学生の学生寮であり、終戦後も「国際学友会後楽寮」、「善隣学生会館後楽寮」と運営主体を変えながら、その機能を維持してきました。1983年に日中両国政府の合意によって日中友好会館が設立されると、後楽寮も全面的に建て替えられて、1985年に現在の新しい施設に生まれ変わりました。
留学生事業について
寮生に快適な生活環境を提供し、かつ寮生の留学生活が充実したものとなるよう支援することが留学生事業の目的です。
後楽寮には、寮生の自治組織である寮生委員会があります。寮生と留学生事業部の連絡役を担ったり、外部の組織・団体との交流や寮内行事を実施したりするほか、春節と国慶節には、日中友好会館との共催で祝賀行事を開催しています。
寮生は、外部の団体からの招待で、寮外の各地で開催される交流活動にも積極的に参加しています。交流活動には、ホームステイ、社会体験セミナー、自治体が主催するイベントのほか、花見や紅葉狩りもあります。
後楽寮 入寮案内
後楽寮は、多くの大学がある都心に位置し、各種設備の整った快適な中国人留学生・訪問学者専用の宿舎です。
大学院生を対象とした後楽寮(203室)と、訪問学者を対象とした後楽寮研修棟(18室)があり、中国各地からの留学生、訪問学者が共同で生活しています。
入寮申請資格 |
中国国籍の大学院生 (1)国家公派留学生 (2)単位公派留学生 (3)自費留学生 (4)在日華僑学生 |
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在寮期間 |
6か月以上2年以内 |
居室 |
9.35㎡ 単身のみ(1室1名) ベッド、机、椅子、Wi-Fi、テレビ、冷蔵庫、冷暖房などを完備 |
共用設備 |
食堂、ラウンジ、図書室、閲覧室、運動室、シャワー室、洗濯室、トイレ、 |
寮費 |
後楽寮 ¥1,000/日、研修棟 ¥1,550/日 |
寮生の活動 |
寮生の自治組織である寮生委員会が中心となって、国慶節、春節祝賀会、 |
入寮には審査があります。詳しくは留学生事業部までお問い合わせください。 |